About
Concept Mapping for L-ART / Ryohei Kan 2022 / 18.0×24.0cm / Etching
L-ARTコンセプトマップ / 菅亮平 / 2022年 / 18.0×24.0cm / エッチング
Outline
「Setouchi L-Art Project」は、広島県福山市の福山電業株式会社による2021年の福山市商業施設リノベーション再生事業「iti SETOUCHI（イチ セトウチ）」とともに発足しました。「福山の未来をつくるクリエイティブ・プラットフォーム」というiti SETOUCHIのコンセプトを基軸として、コンテンポラリーアートの企画・運営事業を行います。プロジェクト名の「L-Art」とは、アートが持つ可能性や派生するイメージを「L」を頭文字とする様々な語句に見出し、それらをリゾーム状に結びつけるビジョンから生まれました。また、本プロジェクト名の頭文字の組み合わせによる通称「SLAP（スラップ）」とは、英語のスラングとしての「SLAP＝Sounds like a plan（＝いい考えだね！）」と掛け合わせたものです。私たちSLAPは、福山市から発信される瀬戸内エリアの文化創生プログラムを通して多方面にその活動を展開します。
Policy
時代の潮流を見極め瀬戸内と世界を繋ぐ
芸術文化の創造に貢献する
広島県の東部に位置する福山市は、中国・四国地方でも屈指の人口規模を誇り、鉄鋼業や繊維業で知られる産業都市です。しかし、かつての福山は現在の市の中心部まで深く海が入り込んでおり、鞆の浦を中心に海上交通の要衝として栄えました。私たちSLAPは、福山が古来から瀬戸内を東西に繋ぐ場所であり、日本全国を繋ぐ場所、また日本と世界を繋ぐ場所として発展してきた歴史的な経緯を背景にして、福山から瀬戸内へ、瀬戸内から日本そして世界へと広がる文化創造の発信の在り方を模索していきます。
Member
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実行委員長
島田 宗輔 / Shusuke Shimada福山電業株式会社 代表取締役社長
一般社団法人せとうちPEDAL Life 代表理事
一般社団法人福山青年会議所 2022年度理事長
一般社団法人ふくやま社中 理事広島県福山市出身。大学卒業後、都内勤務を経て2012年に福山電業株式会社入社。2018年代表取締役社長就任、現在に至る。2021年に福山市中央公園Park-PFIコンソーシアムの構成員として中四国初のPark-PFI事業に参画、2022年からは駅前大型商業施設（エフピコRiM）福山市リノベーション再生事業の運営事業者として、iti SETOUCHIを舞台に民間主導の官民連携プロジェクトを中心とした各種エリアマネジメント事業などにも積極的に取り組む。
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総合ディレクター
菅亮平 / Ryohei Kan美術作家
現代アートの分野で創作及び研究活動を行う。2013年にドイツ学術交流会奨学金を受賞して以降、ミュンヘンと東京を拠点に活動し、2016年に東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了、博士号（美術）を取得。多様なメディアを横断的に扱いながら、平面作品や映像作品の制作、アートプロジェクトに取り組み、国内外で発表する。2020年より広島市立大学芸術学部講師。
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ゼネラルマネージャー
谷口博輝 / Hiroki Taniguchi福山電業株式会社 エリアマネジメント事業室 室長
iti SETOUCHI 支配人
NIWASAKI Fukuyama プロジェクトマネージャー福山市役所勤務を経て、2021年4月に福山電業株式会社に入社。公務員時代から官民問わず幅広い分野のまちづくり事業やプロジェクトに参画。同社が新規事業として、Park-PFI事業及び駅前大型商業施設リノベーション再生事業に参画することになり、プロジェクトマネージャーとして立ち上げから関わる。商業施設再生事業の一つの柱として新たにコンテンポラリーアート事業を立ち上げ、地方都市でも多様なアートに触れ、学び、表現する機会を作るため日々奔走中。
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プログラムマネージャー
中西彩 / Aya NakanishiAtelier ANCALLI インテリアデザイナー
福山電業株式会社 エリアマネジメント事業室 デザイナー
NIWASAKI Fukuyama パークマネージャー慶應義塾大学文学部美学美術史学専攻卒業後、情報通信会社、建築設計事務所を経て2020年福山市に移住、2021年Atelier ANCALLIとして独立。インテリアデザインの他、福山市中央公園Park-PFI事業の一環として「NIWASAKI」の立ち上げと企画運営、福山電業の業務パートナーとしてiti SETOUCHI等エリアマネジメント業務に関わる。